平成最後の桜と祝会

大型連休、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
遅ればせながら4月7日のお花見、4月21日イースター祝会の様子をご報告します^^ノ

4月7日(日)大堰川でのお花見は天候に恵まれ、桜も満開!焼きそばを作ってパンに挟んだり、手作りゼリーやお菓子を分け合うなど、楽しく過ごしました♪

4月21日(日)のイースター礼拝では、入り口にイースターエッグが飾られました。礼拝後はみんなで食卓を囲みイースターをお祝いしました!(写真は園部会堂の様子です)

平成も残りわずか。世の中はGWで10連休ですが、教会は通常営業です(゚д゚)5月5日(日)も礼拝があります。新元号でお会いしましょう!

祝 イースター!

片岡広明牧師

 イースターおめでとうございます。春のおとずれと共に、主イエスの復活を祝うイースターを迎えました。イースターと言ってすぐに思い浮かべるものがいくつかあります。イースターエッグ。たまごから新しい命が生まれます。ゆで卵を作ってきれいに色を塗ったり、シールを貼ったりして飾ります。イースターラビット。ウサギは子だくさんで、よく子どもを産むので、これも豊かな命の恵みを表します。そしてイースターリリー。イースターには白いゆりの花を生けます。あの小さくて固い球根の中から芽が出て、その小さな芽が少しずつ伸びて、大きく育って、やがて美しい花が開くのです。あんな小さな球根の中に大きく美しく咲く花の命が秘められているなんて、不思議としか言いようがありません。

 昔の讃美歌に、「うるわしの白百合」というイースターの歌がありました。とても美しい歌でした。「うるわしの白百合 ささやきぬ昔を イエス君の墓より いでましし昔を」「春に会う花百合 夢路よりめさめて かぎりなき生命に 咲きいずる姿よ」「冬枯れのさまより 百合しろき花野に いとし子を御神は 覚したもう今なお うるわしの白百合 ささやきぬ昔を 百合の花 百合の花 ささやきぬ昔を」。イースターは主の復活と共に、新しい命の芽生えを喜びたたえる日なのです。

春はお花見、イースター…今年のイースターっていつ?

3月もあっという間に過ぎ、新年度を迎えようとしています。新元号も4月1日に発表されることが決まりましたね。

さて、教会的に4月といえばイースターですね!イースター(復活祭)は、十字架にかけられたイエスさまが復活されたことを祝う大切な記念日です。が…今年のイースターはいつ?と4月を目前に慌てて確認するのは、クリスチャンあるあるではないでしょうか(私だけ?^^;)
今年のイースターは4月21日(日)です。クリスマスと違って、イースターは毎年日付が変わります。教会では「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」をイースターと定めているようです。年によって3月末だったり4月末だったりと、かなり日程が違うんですね。
イエスさまの苦しみを覚えるレントを終えると(レントについては片岡牧師の〈随想〉受難節を迎えてをご参照ください)喜びのイースターがやってきます!
丹波新生教会でも、21日は礼拝後に祝会を開き、イエスさまの復活をお祝いします。もちろん初めての方も歓迎いたします。
また、4月7日(日)の礼拝後は大堰川でのお花見も予定されています(詳しくは教会0771-63-0165にお問い合わせください)♪
新年度を機に教会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

〈随想〉受難節を迎えて

片岡広明牧師

 今年も受難節が始まりました。受難節はイースターの前日までの日曜日を除く40日の期間を受難節、または四旬節、大齋節と呼び、イエス・キリストがすべての人の罪を背負って十字架への道を歩まれ、苦難をお受けになったことを覚えて、克己節制に努める時とされています。英語ではレント(Lent)と言います。レントという言葉は「長くなる」という意味の言葉だとされ、春を迎えて日が長くなっていく季節にあたりますので、レントと呼ばれるようになったという説や、古ゲルマン語で「断食」を意味する言葉から来ていて、レントの期間中には断食を行うので、レントと呼ばれるようになったという説などがあるようです。

 レントの期間が40日とされているのは、イエスが伝道の生活に入られるにあたって、40日間の断食をなさって悪魔から試みをお受けになったことに基づいているとされています。今ではあまり断食を熱心に行うような教会は少なくなってきているように思いますが、レントの期間にはイエスの苦しみを覚えて一日に一食を抜く断食が行われたり、肉食を断ったり、お酒や甘いお菓子などを断ったりする習慣や、奉仕活動に励む習慣があります。

 レントの始まりの日を「灰の水曜日」と言います。カトリックや聖公会などでは、灰の水曜日の前の日曜日に棕梠の葉や枝を燃やしてできた灰を額に十字架の形に塗ってレントの始まりを覚える習慣があります。棕梠の葉は、棕梠の主日にエルサレム入城の際、イエスが「ホサナ、ホサナ」と歓呼の声をもって迎えられた時にイエスを迎えた人々が手にしていたものです。その歓呼の声はわずか数日のうちに「イエスを殺せ!」という罵りの声に変わっていくのです。その棕梠の葉を燃やして灰にするのです。人間の心は変わりやすく、人間の言葉は当てにならないものであることを自らのこととして自覚するために棕梠の葉を燃やし、灰を罪の悔い改めのしるしとしたのです。灰の式を行わない教会でも、その名残でレントの始まりの日を灰の水曜日と呼んでいるのです。日曜日をレントの期間に含めないのは、日曜日はイエスが復活された日だからです。ですから毎週の日曜日の礼拝は毎週イエスの復活を祝うものなのですが、特にイースターにはイエスの復活を覚えて感謝し、喜び祝います。 今年のイースターは4月21日です。ひとりでも多くの皆さんと共に、主イエスの復活を喜び祝うことができますように、イースターに向かって祈りをもって備えていきたいと思います。