大城敦博ソロライブ「WinterWonderland」盛況でした!

1/10(金)園部会堂にて、ヴァイパー奏者である大城敦博さんによる琉球ヴァイオリンのコンサートが開催されました。企画は南丹市あしながおじさんの会の皆さん、音響はタンバミュージアムワークスの明田さんです。いつもありがとうございます!

派手なヴィジュアルとは裏腹に(?)優しい音色が心地良く響きました。最初からバリバリの琉球弁で会場をザワつかせた大城さん。気さくなMCと沖縄のリズムで会場を盛り上げてくださいました。

暖かく深みのある琉球ヴァイオリン、とても癒されました♪大城さん、来場者の皆さん、ご準備いただいた皆さん、ありがとうございました!

《説教要旨》「神我らと共に」ヨハネによる福音書1章14-18節

片岡広明牧師

 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。

ヨハネによる福音書1章14節

 主の御降誕の喜びに溢れつつ新年を迎えました。世間ではすっかりクリスマスは終わっていますが、1月6日の公現日までがクリスマスの期間です。今日の聖書では「言は肉となってわたしたちの間に宿られた」と語られています。ヨハネによる福音書はマタイやルカのような降誕物語を語ってはいませんが、「言は肉となった」という表現で神の子であるキリスト・イエスが肉体をもってこの世にお生まれ下さったことをこのように言い表しているのです。

 「わたしたちの間に宿られた」とは、神の子であられるキリスト・イエスが人間となってこの世にお生まれ下さり、肉体の痛みも人の心の痛みもわたしたちと全く同様に経験されるべく、この世にお生まれ下さった、そのことによって、み子イエスはわたしたちの痛みも苦しみも、喜びも楽しみもすべて、わたしたちと共にして下さる方なのだということ、イエスはわたしたちのことをすべて分かって下さる方であられるのだということ、わたしたちの救い主はそのような方なのだと言っているのです。

 神の言葉が宿る。そして神の御心が表される。そのことは、み子イエスから始まって、わたしたちの内にも起こっていくのです。イエスとの出会いを通してわたしたちは神様の御心に触れます。わたしたちの内に神様の御言葉が豊かに宿ります。わたしたちは神から離れて神を知らずに生きていたのが、神を知る者とされ、神と共に生きる喜びのうちに生かされていくのです。これがヨハネ福音書が伝えたクリスマスのメッセージです。新しい年、神様の御言葉を豊かにいただき、御言葉に生かされる一年を送りたいと思います。

2020年1月5日 亀岡会堂

新しい年が豊かに祝福されますように

宇田慧吾牧師

 2020年を迎えました。皆さんは新しい年をどのような気持ちで迎えているでしょうか。私は昨年を振り返りながら、感謝すること、反省すること、今年はもっとがんばろうと思うこと、あれこれ思いめぐらせています。

☆「丹波新生教会に導かれたことに感謝」

 祈りをもって未熟な私を支えてくださる方々、友となれた仲間、信仰者としての生き方を示してくださる先輩方、皆さんにお出会いできて本当に感謝しています。いつも皆さんに支えられ、教えられながらすごしています。

☆「宇田先生=忙しい」

 ふらっと園部会堂に寄ってくれた方が「宇田先生=忙しい」というイメージと仰られました。昨年の中頃は積極的に活動しすぎた上に初めての育児が重なり、オーバーワークになってしまいました。意識してブレーキを踏み、だいぶ落ち着きました。最近は家族との時間も大切に過ごすことができ感謝です。

☆「NPO法人そのべる、順調に活動しています」

近況としては『なんたんええ活動団体大賞』を受賞しました(副賞10万円!)。地域や学校、行政の方たちに支えられ、たくさんの出会いをいただいています。

☆「一信仰者として成長したい」 

昨年は苦しさや徒労感にさいなまれる時にも希望を見失うことなく忍耐し祈り続けることができました。一方で、他者に寄り添うことの難しさや自分の牧会の未熟さを痛感する一年でもありました。自分の力ではなく神さまへの信頼を深め、信仰者として成長していきたいと思います。

2020年1月5 日

クリスマスゴスペルコンサート&ミニバザー、盛況でした!

12月21日(土)園部会堂にて、ゴスペルコンサートとミニバザーが行われました。
歌は昨年に引き続き、南丹市の子育てサークル「ル・スヴニー」の皆さんです。ピアノも宇治電器工業さんよりお借りしました♪
クリスマスの定番曲から「Oh Happy Day」など有名なゴスペルソングまで、力強い歌声が礼拝堂に響きました。集会室ではチャリティバザーを開催。揚げたてのドーナツや手作りお菓子、クリスマスのオーナメントなどが並びました。ご協力頂いた皆さん、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

キャンドルが4本灯ります
ミニバザーも同時開催。甘い香りが漂います…
パワフルな歌声に元気をもらいました!

来年も教会では、地域の方を招いてのコンサートやイベントを企画しています。地域に開かれた教会を目指して頑張ります!新しい年も恵みに溢れる一年になりますように。それでは皆さん、良いお年を♪

クリスマス礼拝&キャンドルライトサービスのお知らせ

今年もクリスマスが近づいてきましたね。例年通り、亀岡会堂・園部会堂それぞれの場所で礼拝とキャンドルライトサービスを行います。信仰のあるなしに関わらず、お気軽にご参加ください。

◆クリスマス礼拝&祝会
時 間:12月22日(日)10:30~礼拝/11:30~祝会
場 所:丹波新生教会亀岡会堂園部会堂
費 用:祝会のみ(お食事代)500円

◆キャンドルライトサービス
時 間:12月24日(火)19:00~
場 所:丹波新生教会亀岡会堂園部会堂
費 用:無料
※献金の志のある方は、受付に献金箱を用意しています。

今年のキャンドルライトサービスは19時からです。昨年と時間が違いますので、お間違いなく!ぜひお近くの会堂に遊びに来てくださいね。
クリスマスの喜びを皆で分かち合えますように♪

12/21(土)ゴスペルコンサート&バザーのお知らせ

12/21(土)園部会堂にてクリスマスゴスペルコンサート&チャリティーバザーが行われます!

時 間:12月21日(土)14:00~
場 所:丹波新生教会園部会堂
参加費:無料
連絡先:0771-63-0165(園部会堂)

昨年に引き続き、南丹市の子育てサークル「ル・スヴニー」の皆さんがゴスペルを披露してくださいます。同時にバサーも催されるとのこと、とても楽しみですね。前回は子どもも参加して和やかな雰囲気のコンサートでした(昨年の様子はこちらの記事から)。ぜひお友達を連れてお越しください♪土曜日の開催ですのでお間違いなく!

《説教要旨》「わたしを遣わした方」ヨハネによる福音書7章25-31節

宇田慧吾牧師

 キリストはたくさんの誤解を受けました。誤解を受けた経験がないという人はいないと思います。善意で相手のためにしたつもりでも、怒りを買ってしまうということも時にはあります。キリストは愛に生きたにもかかわらず、真意を理解されず、人の怒りを買い、終いには十字架にかけられてしまいました。そんな中でキリストは「わたしを遣わした方」に心を向けていました。人に誤解されても、「わたしを遣わした方」と心が繋がっていたことが、キリストの支えであったようです。

 一部の人たちからは誤解を受けましたが、一方で「イエスを信じる者」もいたと書かれています。この人たちはどういう人たちだったのでしょうか。きっと、キリストに出会うことで、助けられた人たち、励まされた人たち、救われた人たちだったと思います。私たちも人生の中で与えられた出会いの中で、出会った全ての人に理解され愛されるということはなかなか難しいと思いますが、何人かでも出会うことができて良かったと互いに思えるような人がいたらそれは幸せなことだと思います。

 神さまは私たちを愛に生きる者としてこの世に遣わしました。愛に生きようとする時には、喜ばしい実りを結ぶ時もあれば、誤解やすれちがいに苦しむ時もあります。ただ、どのような時にも、私たちに命を与え、この世に遣わした神さまは、私たちと共にいて、私たちの涙も喜びも共にしてくれます。

2019年12月1日 園部会堂

アドベントコンサート、盛況でした!

12月1日(日)園部会堂にてアドベントコンサートが行われました。
「地域の教会で、地域の方たちの歌と演奏を、地域のピアノ工場のピアノを借りて」というコンセプトのもと、皆でアドベントを楽しむひと時となりました。

ソプラノは澤田広子さん、メゾソプラノは井尻有香さん、ピアノ演奏は黒田知子さん。ピアノは宇治電器工業株式会社美山工場さんより提供いただきました。ドイツのアドベントやクリスマスの曲を中心に構成されたコンサートは、美しい歌声とピアノの演奏を聴いたり、一緒に讃美歌を歌ったり、あっという間の2時間でした。途中ドイツの牧師・神学生の皆さんがキャンドルやおなべの蓋を使ったパフォーマンスを披露。最後はアンパンマンマーチやパプリカなど、最近の曲も歌ってくださいました。大人から子どもまで、とても盛り上がりました!

ステンドグラスの光が会場を彩ります
ドイツの皆さんも参加してくれました

大人約70人、子ども約15人の参加でした。ご来場いただいた皆さん、音楽家の皆さん、ピアノの提供や会場の準備などご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

12/1(日)アドベントコンサートのお知らせ

12/1(日)園部会堂にてアドベントコンサートが行われます!

時 間:12月1日(日)13:00~
場 所:丹波新生教会園部会堂
参加費:無料
連絡先:0771-63-0165(園部会堂)

地域の職人さんが作ったピアノと、地域の音楽家の皆さんによるコンサートです。南丹市に滞在中のドイツ人神学生の皆さんも参加し、ドイツのクリスマス・アドベントの歌を披露していただきます。有名なあの曲を一緒に歌う場面も♪アドベントの始まりを皆で楽しみませんか?

昨年も多くの地域の方にご参加いただき、クリスマスの歌を楽しみました。美しい演奏を堪能したり、子どもの好きな冬の歌を一緒に歌ったり、盛況でした。昨年のコンサートのレポートはこちらの記事で、動画はこちらの記事からご覧いただけます。

予約不要、入場無料です。初めて教会に来られる方も、お気軽にお越しください!

《説教要旨》「一粒の麦」ヨハネによる福音書12章24-26節

宇田慧吾牧師

 ハブ茶の種を教会の庭に蒔きました。収穫期を迎え、子どもたちと一緒に実った鞘から種を取っています。小さな種なので時々「あっ」と床に落とします。

 キリストは「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば多くの実を結ぶ」と言いました。この言葉は一見取るに足らない一粒の麦に生命力が秘められていることを私たちに思い出させます。この死後に多くの実を結ぶ生命力は人間にも秘められています。

 この教会に着任して1年目、重度の認知症ゆえ病院で寝たきりで過ごしている方を訪問することがありました。自分も高齢になれば、こういう日が来るのかなと考えながら病院を後にしたりします。その方は会話も不自由な状態でしたが「お祈りしましょう」と言うと、得意気に手を組んで最後は「アーメン」と唱和していました。逝去された後も時々その方のことが思い出されます。そして私を諭してくれます。健康について、人生の有限について、最後まで残るものについて。その方は認知症になることで自分が望むような生き方を手放したと思います。一方、手放した後も神さまに用いられる命を生き続けています。

 床に種を落としても、さほど気にならないように、生命力の神秘に鈍感であることができます。また、働き盛りや健康が「生き生き」であるように思い、病気や死を越えて用いられる永遠の命に私たちは鈍感であることができます。けれども、神さまはいつも変わることなく命の価値を定めています。高価で貴いものと定めています。最期には私たちも一粒の麦のように地に落ちます。そして多くの実を結びます。        

2019年11月3日 園部会堂