説教要旨「恵みの約束を果たす日」エレミヤ書33章14-16節

12月2日説教要旨【亀岡会堂・宇田牧師】
「恵みの約束を果たす日」エレミヤ書33章14-16節

聞いてくださいよ(´・ω・`) わたしは先週、苦しい時間をすごしました。元気になりたいと思っても立ち直ることができず、神さまに心を向けても恵みを実感することができない、そういう苦しさの中をすごしました。

そういうわたしを、励ましてくれる人が何人もいました。ありがたいことです。さりげない形で励ましのメッセージを送ってくださる方、電話をくれて話を聞き寄り添ってくれる友。そんな周囲からの励ましをありがたく受け取りつつも、それでも立ち直ることのできない自分がいました。

土曜日の入門講座の時、その日は4名の青年が集まっていましたが、そこで「実はいま悩んでいるんだ」と話しました。いつもはとりとめもない話をしていることの多い入門講座ですが、その日はみんなで真剣にその課題について語り合い、最後に心を合わせてお祈りしました。なかなか元気になることができずにいたわたしも、さすがにそういう仲間の存在には励まされました。

うまく立ち直ることのできない時間、うまく元気になることのできない時間を過ごすのは、そんな自分に寄り添い、痛みを共にしてくれる友を得るためなのかもしれません。「恵みの約束を果たす日が来る」そう宣言した神さまは、ご自身が人の体と人の心を取ってこの世に生まれ、人の痛みを共にすることを選びました。それは神さまご自身が、わたしの痛みを共にする友となるためです。そんな神さまの想いを心に宿し、人の痛みを共にするキリスト者として、わたしたちは教会に集められています。