行政書士事務所の開業について

宇田慧吾牧師

 この3年間、教会とNPO法人そのべるの活動で様々な境遇の方との出会いをいただきました。難しい課題があるケースの多くは、頼れる家族や親族がいない場合でした。そういった場合、精神的な寄り添いだけでなく、法的なサポートを併用することで具体的な解決につながることを経験しました。

 そんな頃、他教区で牧師が行政書士事務所を開業した事例を聞きました。頼れる親族のいない高齢者のサポートをされていました。また、小さな教会であるため牧師が自活する必要があるとのことでした。そういった取り組みを聞き、自分がこれまで与えられてきた出会いや丹波新生教会の財政状況に照らして考えました。教職2名体制を続けていくための経済的工夫として、地域の方に出会い証しをする接点として、取り組む意義があると思うに至りました。他のいくつかの導きも重なり、半年ほど準備して、資格を取得しました。

 役員会では園部会堂を事務所として使用し、表札を掲示することをお願いし承認いただきました。また、業務は現状の教会奉仕に差し障りのない範囲とし、健康を損なわないよう十分気をつけることを確認しました。

 皆さまのお支えにより、5月1日に開業手続きを完了することができました。「終活」サポートを専門業務として、ご高齢の方やそのご家族のサポートに取り組みます。主を証しする働きとなるようどうかお祈りください。また、遺言書、相続手続き、成年後見制度、墓じまい、死後事務委任などについてお困りのことがあればお気軽にご相談ください。 

2020年5月10日